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■ ima×DUO NABARONE(アイマ×デュオ ナバロン)

シーバス用ミノーの中には、コアなシーバスアングラーの間で名作ルアーとして語り継がれるものがあります。

そんなルアーを紹介したいと思います。

ima×DUO NABARONE(アイマ×デュオ ナバロン)


■ NABARONEの発売時期

発売が2009年だったので既に10年以上経過していると思いますが、2017年の発売が延期されて2018年に一度限定復刻されたと記憶しています。

ナバロン150

ナバロンはアイマとDUOがコラボしたルアーですが、発売当時は一流メーカー同士のコラボとあって、かなり話題になりました。

磯マル専用として発売されたのですが、汎用性が高くサーフや河川でも抜群の釣果を叩き出しました。

一見スタンダードなルアーに見えるのですが、綺麗なウォブンロールは釣れる要素が詰まったすばらしいルアーと言えると思います。

当時、早巻きしても泳ぎが破綻しないルアーはないか!と色々調べていたんですが、そんな悩みを解決してくれたのがナバロンたったのです。



■  NABARONEの仕様(150F)

◇商品名:ima×DUO NABARONE 150F

◆全 長:150mm

◇重 量:23g

◆レンジ:50~150cm

◇アクション:ウォブンロール

◆フック:#3

◇リング:#3

◆誕生日:2009/8/10



■ NABARONEの使用感

他のミノーで釣れていない状況で、ナバロンに変えてすぐにHitするなんてことが何度もありました。

ただ巻きでも安定した泳ぎをするのですが、トゥイッチした時の揺らぎが絶妙で思わず魚が口を使ってしまうのだと思います。

自分はラインナップの中では2フックのナバロンスリムが好きですね!

このルアー、浮き姿勢がいいんですよ!

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トゥイッチを入れた時の一瞬の挙動変化と、次の巻き始めの動きの鋭さ。

この二つの要素を兼ね備えていたのがナバロンスリムだったんです。

フローティングルアーは止まった直後に浮上という動作が発生します。

そこに不自然な動きが加わると鱸は喰ってこない。

ホバーリングしながらスーっと浮いてくるような自然な動きがいいんですよ。

そこからの鋭い動きだしを演出できれば、深いバイトを得ることができます。

言葉では表現するのか難しんですが、スーと泳がせて、ふわっと浮く、水面に出た瞬間に、またスーと泳がせる。

この繰り返しで非常に良く釣れます。

トップウォーターに魚が出そうで出ない時とか、根掛かりが多くルアーを引けるスペースがあまりない時とか、ぜひ皆さんのフィールドで試してみていただければと思います。

ナバロンには4種類のラインナップがありましたが、特に150Fの出来がスバ抜けていると思います。

梅雨時など、波動がしっかりとしたベイトバターンに移行した時期には外せないルアーですね。

しかし、このルアーも、いつの間にか廃番になってしまいました。

ビックベイトがブームとなっている今ならば150mmのルアーは珍しくもありませんが、当時としては長すぎて、多くのアングラーには受け入れられなかったのでしょう。

レンジは50~150㎝となっていますが、150㎝は潜らないです。

浅瀬なら底を付く感じですね。

当時は浅瀬をボトムノックさせながら巻いてきて、溝に入った時のイレギュラーアクションで喰わせるのが流行ってました。

懐かしい話しです!!

レンジ違いでボックスに忍ばせるとしたら、タックルハウスさんのフィードシャローやロンジンさんのハイスタンダードでしょうか?




■ NABARONE 釣行記

スリムで捕食しやすいウグイなどを意識した釣りですが、ベイトが単一でないため、実際は魚に聞いてみないとわからない。

一見なんの変哲もないように流れているシャローでもどこかに流芯があるもので、その流速差のある場所に鱸がつく。

早い流れの時は、その脇の少し緩い場所に、緩い流れの時はその少し脇のさらに緩いところに鱸はつく。

鱸はそのゆるいほうにステイして、速いほうの上流から流れてくるベイトを捕食する。

流芯脇のブレイク、流芯が緩みだした流れなんかを狙っていくとナバロンスリムにHit。

鱸とルアー、そして豊かな自然に感謝して、納竿とした。

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長々と話してしまいましたが、またいいものがあればお話ししていきたいと思います。

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あなたにも、私にもいいことありますように!あなたの爆釣を心より願っています!